■　押し付け制御は、外部負荷によって回転信号に対して位置ズレが発生した場合に、押し付け力（トルク）を発生させる機能です。 ■　エンコーダ付きステッピングモータから回転位置情報を得て励磁パターンの制御を行っています。 ■　ステッピングモータ特有の脱調現象が回避出来ると共に、外部負荷に対して常に一定の押し付け力（トルク）をかけた状態でモータを回転させる事が可能です。
押し付け制御の動作をご覧頂く為に、下記の3つのデモを行いました。

■デモ１■　一定の往復動作中に外部負荷が掛かった場合のデモ 　一定の往復動作中に外部負荷が掛かった際の動作を、押し付け制御がオンとオフの状態で比較を行います。 ■デモ２■　モータ停止時に保持トルクを上回る外部負荷がかかった際のデモ 　ステッピングモータが停止時に保持トルクを超える負荷がかかった場合、脱調による位置ズレが発生しますが、押し付け制御の場合、外部負荷により停止位置からズレた場合でも、元の停止位置までバネのように押し付け力を伴いながら戻ります。 ■デモ３■　押し付けトルクの強弱比較デモ 　 押し付け制御のトルクは16段階で調整が可能です。 （押し付けトルクはモータサイズにより異なります）

押し付け制御デモ 動画ファイル情報 g201106.wmv　（再生時間：2分09秒） Windows Media Player用