命令 : M90 汎用入力スキャン動作
書式 : M90 { X or Y or Z or θ } ± , I n ±

      n:汎用入力端子番号(0〜31)
機能 : 汎用入力によるスキャン動作を行います。
解説 :
 この命令によって汎用入力を使用したスキャン動作ができます。
 この命令は1軸だけの動作ですが、マルチタスクにより複数軸の動作も可能です。

 軸指定(XYZθ)の後の±が移動方向で、入力端子(In)のあとの±が入力端子のオン/オフの指定になります。

 

 上の例では汎用入力00がオンの間、X軸がフォワード方向に動作します。


 汎用入力20を使用したスキャン動作をします。

  I20+   ・・・汎用入力端子20がオンするまで待機します
  M90X+,I20+   ・・・汎用入力端子がオンの間、スキャン動作します