命令 : G13 複合台形駆動速度設定
書式 : G13 { X or Y or Z or θ} spd1 , spd2 , spd3

       spd1:1回目の最高速度
       spd2:2回目の最高速度
       spd3:3回目の最高速度
機能 : 複合台形駆動のための3段階の速度変更のデータを設定します。
解説 :
 複合台形駆動をするための速度の設定を行います。
 設定は1軸づつの設定です。

 この命令は単独で使用するのではなく、G14命令とG15命令を併用してはじめて複合台形駆動が可能となります。

 各設定のspd 1〜3はG11命令のa2,a3と同じ設定方法で、単位はmm/secです。
 傾斜や自起動速度はG11命令やパラメータ操作の自動運転時の動作条件(EXE COND)の設定値で動作します。

 G14命令の移動量は、G13命令で設定した速度に必ず達するように設定してください。

 


 X軸の複合台形駆動を実行します

  G13X20.0,40.0,10.0    X軸の複合台形駆動速度条件を設定します
  G14X15.0,20.0,5.0    X軸の複合台形駆動移動量を設定します
  G15X+    X軸の複合台形駆動を実行します