命令 : G05 パレタイジング動作
書式 : G05 , m , H , Xn , Yn , [ Bp ] , [ Mp ] , [ r ]
       m:動作モード(0〜2)
       H:マトリックス原点座標の位置番号
       Xn:X軸移動回数(1〜9999)
       Yn:Y軸移動回数(1〜9999)
       Bp:定点でのサブプログラム番号(16〜99)
       Mp:マトリックス上でのサブプログラム番号(16〜99)
       r:汎用レジスタ番号(0〜63)
機能 : パレタイジング動作を行います。
解説 :
 X軸とY軸のインデックス量の設定によるパレタイジング動作を行います。
 動作モードは、mによって指定します。3種類の動作モードをサポートしています。
 定点およびマトリックス上の各点でサブルーチンを呼び出すことができますので、各停止位置で加工や搬送対象物の脱着などの動作を行えます。またこのサブルーチンによりパレタイジング動作を途中で中止させる事も出来ます。(rで指定したレジスタが0以外の値を取ると中止します。従いましてこの命令を実行する時rで指定したレジスタは0にセットされますので注意してください)
 XnもしくはYnの指定を1としますと、1を指定した軸は動作せず他の軸のみのパレタイジング動作(1軸のみ)を行います。
動作例

 

 動作モード0のパレタイジング動作をします。

 M51,5.0,10.0,,   ・・・XY軸のインデックス量を5.0 , 10.0にします
 G05,0,100,5,3,50,51,0   ・・・A点ではプログラム番号50の動作をします
    他の点ではプログラム番号51の動作をします

位置決めの順は以下の通り
A → B → A→ C → A → D → A → E → A → F → A → G → A → H → A → I → A → J → A → K → A → L → A → M → A → N → A → O → A → P → A