命令 : G01 インデックス位置決め(直線補間)
書式 : G01 [ X ± ], [ Y ± ], [ Z ± ], [ θ ± ]
機能 : インデックス移動量による直線補間位置決めを行います。
解説 :
 インデックス量を参照した位置決めを行います。
 インデックス量とは、あらかじめ各軸に対して設定する相対的移動量のことでM51命令で設定されます。
 +符号の時はフォワード方向にインデックス量の移動をします。
 −符号の時はリバース方向にインデックス量の移動をします。
 この命令は絶対/相対座標の設定には関係なく相対値として動作します。
動作例

 
 G92X0Y0   現在位置を( 0 , 0 )にします
 M51,80.000,40.000,,   インデックス量をXY各々80.0と40.0にします
 G00X+Y+   座標( 80.0 , 40.0 )に移動します
 M51,30.000,50.000,,   インデックス量をXY各々30.0と50.0にします
 G00X-Y+   座標( 50.0 , 90.0 )に移動します