命令 : G01 指定座標位置決め(直線補間)
書式 : G01 [ X ± d ] [ Y ± d ] [ Z ± d ] [ θ ± d ]
機能 : 直接座標値設定による直線補間位置決めを行います。
解説 :
 直接座標値を指定して位置決めを行います。

 座標系が絶対座標(G90命令)に設定されている場合は、±d で指定した座標に移動します。
 座標系が相対座標(G91命令)に設定されている場合は、±d の移動量の設定となり+符号の場合はフォワード方向にdの移動を行い、−符号の場合にはリバース方向にdの移動を行います。

 入力時に符号を省略した場合は+符号と判断します。
動作例

 
 G92X0Y0
 G90
 G01X+80.000Y+40.000
 G91
 G01X-30.000Y+50.000
  現在位置を( 0 , 0 )にします
  座標系を絶対座標にします
  座標( 80.0 , 40.0 )に移動します
  座標系を相対座標にします
  座標( 50.0 , 90.0 )に移動します