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日本知能情報ファジィ学会
第4回 産業技術交流会 「ファジィ・誘・サロン」 開催報告

 弊社社長の湯場崎直養が大会委員長を務めました日本知能情報ファジィ学会の一般公開行事、第4回「産業技術交流会」が1月8日(土)の午後、テーマ「科学と技術の原資とその現状」を掲げ、京都パークホテルを会場に130名の参加を得て盛大に執り行われました。

 この交流会では、弊社社長の司会のもと、大阪大学名誉教授で大阪電気通信大学の前学長、南茂夫先生と花園大学の学長、西村惠信先生(禅僧)による基調講演とともに、参加者とも一丸となっての自由討論が展開されました。

 南先生からは西欧思想の配下にある現在の科学・技術から現在の技術者気質まで、「”日本の科学技術の現状と将来像”− モノづくりとヒトづくり −」について説かれ、西村先生からは西欧的自然観から仏教思想にあります色即是空の概念まで、「日本の科学の原資」について説かれました。

 会場を交えた討論では、水と油の様な関係だと思っていた西欧思想と東洋思想の代表である仏教思想とが、何の矛盾もなく解け合っていく両先生のお話に感動が集まり、これからの技術科学教育にも東洋思想を盛り込まねばならない時代がやって来るとの思いで一致しました。

 この交流会での参加者によるアンケートは、こちら(アンケート結果:PDFファイル)でご覧頂くことができます。ご参考にして頂ければ幸です。なお、次回の第5回産業技術交流会は2006年1月に予定されています。

会場風景
  
南 茂夫氏 西村恵信氏
大阪大学名誉教授/大阪電気通信大学名誉教授
/前・大阪電気通信大学学長
南 茂夫 先生
花園大学学長   西村 惠信 先生
 
湯場崎直養 ディスカッション風景
司会を務めた 弊社社長 湯場崎 直養 討論の風景
 
懇親会風景
懇親会の風景